文字起こし確認レポート

JIDAI 熊本2展示場(北熊本・合志) / 北熊本展示場|粗編集

0. 素材の内訳

ファイル尺セグメント単語中身の傾向
_0130:452903,059冒頭セッティング → 展示場のコンセプト/アフターコロナ/縁側・おもてなし/ダブルスキン/好きな場所(2階LDK・1階ラウンジ)/壁の高さ・のれん/固定概念の締め。同じ質問を複数テイク録り直している
_0230:452712,267縁側の続き → 撮影セッティング・雑談(家具、緑の色、会社の経緯)が長く挟まる → 固定概念/テレビを置かないリビング/2階LDKの理由/書斎のつながり
_0317:091721,896LDKのこだわり(四方の緑・ブレース・朝日)/造作家具とオブジェ/Rのディテール/バルコニーの段差/1階ラウンジ/キッチン(生活感を見せない・家事動線)
_0407:2477875配置計画(南側の隣地条件と2階LDK)/吹き抜けの上下のつながり/「ただいま」が届く家

1. 誤認識の可能性がある箇所(修正済み・根拠あり)

音声・企画資料・公式情報で確認して修正した。SRTには修正後の表記が入っている。

誤認識修正後根拠
小民家古民家文脈(昔の日本の住まいの話)
円側/エンガワー縁側同上
干渉空間緩衝空間建築用語。内と外の中間領域の説明
体力壁耐力壁建築用語
グレース(入っているんですけど)ブレース直後に本人が「ブレースにしたりとかして」と言い直している
ダブルスキーダブルスキン企画資料(撮影ガイド)
LED系/エビディキ/BKLDK文脈
教室は一人一つ居室は一人一つ質問リストの「居室は一人に一つ必要」
山田ホームズヤマダホームズヤマダホームズ表記ルール
認識会社ロジック株式会社ロジック熊本の工務店「ロジック(ロジックアーキテクチャ)」。商標がヤマダホームズへ移転し事業を承継した経緯と一致
業務整形業務提携文脈
衣装の設計意匠設計建築用語
白い動作白い造作文脈(造作家具の話)
かぐやさん家具屋さん文脈(製作は家具工房)
火事動線家事動線建築用語
水回りに行く路線水回りに行く動線同上
こういった窓りこういった間取り文脈
後の空間は全部つながって他の空間は全部つながって文脈
お家作りは壊るべきだお家作りはこうあるべきだ直前に同じ言い回しが出ている
大きくどんどん構えて大きくどんと構えて文脈
2回に持ってくる/2回のリビング2階に持ってくる/2階のリビング文脈
海側に2階建ての建物が来ると南側に2階建ての建物が来ると同じ話を直前に「南側」と言っている(_04)
モデルファーストモデルハウス文脈

2. 修正したが音声での再確認が必要な箇所(要確認)

判読が割れる箇所。文脈から自然な語に寄せてあるが、本人・現場の記憶で確定が必要。

ファイル時刻機械文字起こし当方の解釈補足
_0122:38窓も建物の内も窓を多くしている(そのまま)「建物の中も」の可能性
_0200:00お家の隅におぎわられているお家の隅に追いやられているダイニングが隅に置かれていた、という文脈
_0300:25このモデルハウスのかいつまんで行ってもらってこのモデルハウスをかいつまんで行ってもらって助詞のみ変更
_0312:37世界のラウンジは1階のラウンジは1階ラウンジの説明が続く
_0315:53プロジェクションさんが今お話し古庄さんが今お話し森山さんが本人を呼んでいる箇所
_0400:00私がそびれていたので聞きそびれていたので森山さんの発話
_0401:05南側当時建てなかったんですけど南側当時建ってなかったんですけど隣地に建物が無かった、という文脈
_0402:09もし大人に住宅があったとしてももし南に住宅があったとしても同上

3. 判読できず、そのまま残した箇所(要確認)

ファイル時刻テキストメモ
_0101:40/01:53文章7です機材操作中の物音に文字が当たった可能性。SRTからは除外した
_0104:46スラウンドの一周森山さんの説明の一部。judgeできず
_0104:57この展示場のアフォーマンスというか「コンセプト」「パフォーマンス」等の可能性
_0109:32ここに当たると見上げてみれば嬉しいですけどピンマイクに服が当たる注意。「気をつけていただければ」の可能性
_0114:55〜15:26エミノワのステージ/アプリケーション祖父母の家・リノベーションの話の直後。前後と噛み合わず、レベルも低い(オフマイク寄り)。本編に使う場合は要再確認
_0119:27外側の色彩が見えるようになっていて「外側の景色が」の可能性
_0117:09建物と外壁の外側の隙の間に「隙間に」の言い回しが崩れた可能性。ダブルスキンの説明の中核なので本編候補
_0123:03のれんの形をイメージして暖簾。ファサードの三角の切り欠きの説明として筋は通る
_0126:25そこだけ現場に行って今後は自宅で「あとは自宅で」の可能性
_0207:18大向きにしゃべると「上向きにしゃべると」の可能性
_0208:55ここがフォルダに入るやつ雑談
_0220:40オンシャルトンです雑談
_0220:51中心線のサポートを使ったらいいかな撮影機材の話
_0222:22こちらが最高位置ですね明るさの話の中。「最高地点」「採光」等の可能性
_0314:26小判にそれ以外にも森山さんの質問。判読できず
_0315:07窓に一面したりだとか「窓を一面にしたり」の可能性
_0315:53メント的に来ていただいたところ森山さんの進行の説明
_0403:46皆さんも1回です言い直しの途中

4. 現場指示・撮影進行として分離した箇所

本編の語りとは別に、以下が音声中に混ざっている。SRTには残してある(粗編集で位置を追えるようにするため)。採用レンジを作る段階で落とす。

5. 無音区間のハルシネーション(除外した)

Whisperが無音・物音に定型文を当てた箇所を、実音声のレベル測定(帯域300-3400Hzのエンベロープ)で判定して除外した。合計45セグメント/SRTブロックでは23件。

6. 発話途中カットの確認

SRTは全長を対象にしており、カット(採用レンジ)はまだ作っていないため、発話途中で切った箇所はない。 テロップ分割は語尾・補助動詞・連体修飾を割らない規則で行い、検証スクリプトの「泣き別れ疑い」47件はすべて 「〜ような/〜という/〜ように」の直後で切った箇所(語そのものは割っていない)であることを確認済み。

7. 短い発話・相槌・接続語の確認

1秒未満のテロップ106件を全件確認した。内訳は「はい」「そうですね」「わかりました」等の単独で意味が成立する相槌・返答、 および本人が言いよどんで途中で止めた断片(「この」「そこから」「割と」など)。 本工程は発話どおりのレベル1で作っているため、いずれも残してある。テロップとして使う段階で落とす。

8. 文脈整合性チェック(既知誤認識語リストとは別に実施)

企画資料(撮影ガイド・質問リスト・語りの流れ叩き・ヒアリング回答まとめ)が説明しているシーンの内容と全セグメントを 突き合わせ、話題と噛み合わない語を個別に確認した。これにより検出したのが上記2・3の各項目である。特に次の2点は 既知誤認識語リストとの照合では拾えなかった。

敷地条件(南側が隣の展示場)とも一致する。

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9. 粗編集工程(2026-09-11)で判明・解決した事項

文字起こし段階の後、採用レンジ作成のために音声を再検証した結果。上記1〜8に対する訂正を含む。

9-1. 訂正:「文章7です」は名乗りだった(3の1件を解決)

_01 01:40/01:53 の「文章7です」は、3で「機材操作中の物音に文字が当たった可能性」として SRTから除外していたが、該当区間(01の99〜117秒)を単独で再文字起こしすると「フルショーラナです」 と出た。2テイクあり、2回目(01の114.42–115.60)は単語ごとの確度が全て1.00。

収録A秒_01内時刻訂正後確度
100.8–102.101:40.8–01:42.1古庄澪奈です1テイク目(語頭の確度0.09)
114.4–115.601:54.4–01:55.6古庄澪奈です2テイク目・全語1.00

顔出しの映像は存在しない。採用レンジには「映像なし」として入れてある (レンジ/採用レンジ_映像なし.csv、編集者用/確認用_映像なし語り.mp4)。

前後の無音・物音に引かれて「文章7です」になった。短い単独発話は窓を切って再推論すると精度が上がる。

9-2. 訂正:_01・_02WAV・_03 は別収録ではなく連続1本の分割

0の表では別ファイルとして並べているが、実測の結果この3本は同一収録を338MiBごとに分割したものだった。

_02WAV末尾「そういったように」→ _03冒頭「当たり前のLDKを作るのではなくて」)

影響:Q03(縁側・もてなし)の最も完成したテイクは _01 29:47 から _02WAV 01:10 まで分割点をまたいでいる。 ファイル単位で読んでいると「途中で切れたテイク」に見えるため、採用レンジは2本に分けて連結してある。

9-3. Whisperの単語タイムスタンプが壊れている箇所

_03 492.9–497.8「ふとした時に入りたくなる」で、単語「と」に 2.4秒が割り当てられていた (実際は0.2秒程度)。このため自動の話者判定が「ふと」をオフマイク扱いにし、採用レンジが 「した時に入りたくなる」と頭の一音を落としていた。単独再推論で実音声が492.92–496.38にあることを確認し、 レンジ/採用レンジ候補_語り.csv 生成時に人手で境界を確定した(build_range_candidates.py の FORCE)。

この壊れた単語時刻に由来する誤検出である。実音声では連続した発話。

9-4. 音声確認した箇所(今回追加分)

収録A秒機械文字起こし再推論の結果判断
1026–1039建物と外壁の外側の隙の間に同じ(2回とも「隙の間」)「隙間に」として採用。要確認
1048–1054干渉空間になる鑑賞空間になるどちらも誤認識。建築用語の緩衝空間として採用(1の判断を再確認)
3258–3270こういうお家作りは壊るべきだ同じ「こうあるべきだ」として採用。要確認(1の判断を再確認)
1845.9–1857.8お家の隅におぎわられている追い寄られている「追いやられている」として採用(2の判断を再確認)
4144–4152今回のモデルファーストは/ダブルスキーの間今回のモデルハウスは/ダブルスキーの間モデルハウス・ダブルスキンとして採用
3920–3944今回結構造作家具も/デザンさせて増作家具/デザインさせて造作家具・デザインとして採用

9-5. 話者判定をモノラル用に作り直した

スキル同梱の classify_speakers_words.py は L/R 2本のピンマイクの音量差を主判定に使うため、 本案件(ピンマイク1本・モノラル)では使えない。同じ出力形式のモノラル版 classify_speaker_mono.py を作って全4本に実行した(話者判定/*_units.csv・*_words.csv)。

閾値は装着者(古庄様)が -10dB 以上、オフマイク(森山さん)が -16dB 未満、その間を ? とした。

これは「同じWhisperセグメント(=ひとつの発話)に属し、隣接するLユニットと0.6秒以内で繋がっている」 短ユニットをLへ吸収する処理で解消した(conf=mid として記録)。